2020年10月1日~10月4日
大洗苫小牧航路+支笏湖で陸探鳥をする企画ツアーにガイドで行ってきました。

本当は10月の3週目くらいに設定していたのだけれど、とある事情で変更せざるおえなくなり
10月初めになってしまったので、海鳥の渡りがまだ早いかもしれない
しかしメインターゲットであるハジロミズナギドリに関してはもういい時期に
入っているはずです


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先日下見に行ったので、最高のシナリオができた!とおもっていたのですが
天気予報は依然と陸探鳥の日である10/3がなのですよ…しっかりと…

航路観察の雨はまだしも、陸探鳥の雨はダメだ…
そんな不安を抱えながら、集合を迎えた
今回はおかげさまで満席の20名です。
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今回は珍しく女性が多い
(私のツアーは航路観察なので男性が多いのです)
そして、陸探鳥が入ると航路観察未経験者率がぐっと増えるのですよ~
過半数が初めてとのこと。




なのでいつもより丁寧な観察レクチャーですw
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ガイド中は写真をあまり撮らないのですが、その中から紹介します


航路観察
商船三井フェリー 深夜便
さんふらわあ に乗船
10/2→だいせつ
10/4→しれとこ 

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観察場所のデッキ。この船は屋根がないので一番過酷な船と思っているけれど、
この日は風があまりなく天気もよくみんなのんびりと過ごしている。
初めて航路観察する方も多くいらっしゃったので観察環境としては過ごしやすかったかかなと。


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なんと塩を精製されてるではないかw
〝さんふらわあ塩” かなり大きな粒となっておりますヾ(=^▽^=)ノ


風が弱いということは海鳥は少なめ。。
しかし、数は少ないがターゲットであるハジロミズナギドリにあうことは出来ました。

ハジロミズナギドリ Providece Petrel
今回のターゲットであるミズナギドリ。好きなミズナギドリBEST3に入るくらい好き。
予想通りの時間ぴったりに出た。
風向きが悪かったために下面を向けてくれなかったのと距離があったのは悔やまれる…
でも、この鳥の少なさで観察できたことは非常によかった。
ハジロミズナギドリDSC07113 (1)ハジロミズナギドリDSC07117 (1)



アホウドリ類との出会いも期待する参加者も多かったみたいです。


クロアシアホウドリ Black-footed Albatross
釣り船にウミネコたちに混ざっている
羽根を広げると約2mもあるので、初めて見る人にはこの大きさに感動ですね。
クロアシアホウドリDSC07098 (1)

コアホウドリもまだ早いと思い参加者にも「コアホウドリは無理かな~」って
言ってたのに1羽だけ現れてたのは驚きでしたね!

ほかに
ハシブトウミガラスが浮いていたのには驚き。もういるの?という感じ。

ガンカモ類も渡っている姿をたくさん見た

マガン greater White-fronted Goose
どんどん南下中のガンカモ類たち。冬の訪れを感じます
マガンDSC07182 (1)

もう一つの渡りの季節である秋の楽しみは、小鳥が海を渡っている姿に出会えること。
小鳥たちが命懸けで海を渡る姿を見れることは奇跡に近い。この広い海の中で一隻の船の航路に
乗り、出会えるなんてほんとに奇跡
私は船にたくさん乗ってきて、いろんな渡る鳥たちのドラマを見てきました。
ぜひ航路観察をする魅力の一つとして伝えたい一つ。

今回は小鳥は
アオジ♀1羽を確認。

アオジ Black-faced Bunting
船のそばを飛ぶ理由は、休みたいから。
ここまで大きな船だと陸のようなもの。長距離を飛んできたので休憩したいと
船に小鳥が乗っていることはよくあること。このアオジも乗りたかったみたい…

アオジ♀渡りDSC07238 (1)

そんな小鳥を狙うものがいます。

ハヤブサ Peregrine Falcon
陸から比較的近い場所を航行するこの船には時々ハヤブサが船についてくる。
とまっていたりもする。きっとこの個体はいつもの子かもしれない…w
カナダ沖でも船に近づく小鳥やウミツバメを狙うハヤブサを見たことがありますね。
ハヤブサDSC07195 (1)ハヤブサDSC07188 (1)


今回驚いたのはチョウゲンボウが船に乗っていたこと。


チョウゲンボウ Common Kestrel
これまでは沿岸を飛んでいるのを何度もみたことがあるけど、
船のある場所まで海に出てきたのは初めて。小鳥を狙うわけではないし…何しにきたんだろうか?
参加者が船にとまっているのを撮っていました
チョウゲンボウDSC07164 (1)チョウゲンボウDSC07172 (1)


海鳥以外は

クジラ Whale

これは同定迷ってるが、ミンククジラかと思ったけど
背びれの形と体色に違和感あるからイワシなのか…
ミンククジラ?DSC07254 (1)

一番驚いたのは

ヤギみたいなのが浮いていた!!
写真は私は撮れてないが、参加者のを見せてもらうと角があるし…

いや~でかい哺乳類は初めてだわ…。

復路はほんとに鳥が、生き物がいない状態が続いて
こんな命を感じない海を久々に見た…
先日までにぎやかだった青森沖のマグロたちもほとんどいない…

でも、
航路も雨は免れてよかった。


出現種を見るとある程度予測していたものは出ていたので良かったかとは思います。
初めての方にはどう映ったのかな?


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鳥がいない時間が続いたけど粘り強く観察してくれてありがとう~

【記録種】

往路
10/2 大洗→苫小牧 風:凪→5m 北東
ハジロミズナギドリ5
オオミズナギドリ
ハシボソミズナギドリ2
トウゾクカモメ1
ハシブトウミガラス1
コアホウドリ1
クロアシアホウドリ4
クロガモ10+
カエリヒレアシシギ1
ウミネコ セグロカモメ
オオセグロカモメ
ウミスズ類4

マグロ
ヤギ?


復路
10/4苫小牧→大洗 風:凪
ハヤブサ1
チョウゲンボウ1
アオジ1
コガモ
マガン
クロガモ
カモ類
オオミズナギドリ
ウミネコ
オオセグロカモメ
ミンク

クジラ

復路がほんと海鳥がいなくて陸の鳥ばっかり!! 
ほんとに鳥がいない、、生き物のいない海だった…